「お遊食おせん」さんが再開店した、というので久々にマルタ共和国から帰国しているオーナーの三宅さんと交流。
混雑を避けるためにオープンの15時に訪れると、まず感じたのは天空日射がカウンターに差し込む、ゆったりとした時間の流れ。
この感じ、イタリアでよく見た光景だな。
おばんざいを肴にワイングラスを傾ければ、そこには確かにイタリアのアペリティーボ(食前酒)、フランス語でいうアペリティフの文化を感じさせる、豊かなライフスタイルの端緒があった。
お金のことや人間関係等、様々な状況やコロナ災禍という環境に振り回され、干からびがちな日常生活の中での、ちょっとした潤いをもたらすひととき。
人生を「セラヴィ‼️」とか「ケ・セラ・セラ♫」とか言って、細かなことにクヨクヨしないメンタルを蘇生させる。
そんなひとときを自分の人生にプレゼントしてあげる、ということの大切さに気づかせてくれた時間だった。