今回は私の学生時代からの趣味と言って良い山歩きについて書きます。
この夏は百名山にも数えられる北海道は大雪山連峰に登ってきました。
キッカケは昨冬、クライアントであるレインボーハウスのオーナーでヒーリングエステサロン「マウラニ」を自宅で営んでいる奈々さんを訪問、エンジェルカードリーディングをして下さった時に、私から大自然で伸び伸びと遊んでいるイメージが浮かぶ,と言われてなぜかすぐに北海道を連想し、行きたい!と感じてすぐに山友達の同級生竹内シゲタカ君に「北海道の山に行きたいから、アテンドしてほしい‼️」と連絡をとって決めた次第です。
命の洗濯と言いますが、日常生活を送っているだけで、いつの間にか様々なものを心に堆積させてしまいがちですね。そんな鬱積を解放すると同時に、刺激に対して鈍感になりがちな感性や、生きる,という生き物としての本質にタマに喝!を入れる。
私にとって、山歩きはその手段として非常に有効なのです。
純粋に山を歩くだけも気持ちが良く、たのしいのは勿論の事。
で、後日シゲさんから「大雪山にしようか」との連絡がきて決定。
北海道の山といえば、数年前に知床の羅臼岳に挑戦しましたが、羆(ヒグマ)に関する中途半端な知識と悪天候の岩場に対する恐怖から肝心の「山を歩く愉しさ」に集中しきれず、楽しさが半ば薄れてしまっていた、というちょっと残念な印象がありました。
その時の心情を記録したFacebook記事ががこちらです。全文を転載しますね。
ここから
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知床羅臼岳で感じた恐怖と生き方について。
「なぜ山に登るのか⁉️」
ときかれたとき、「自然の中に身を置くことで感性や魂を浄化し、ニュートラルにしたい。心身共に健全な状態にしたいから」などと偉そうな言ってきたし、勿論、そういう点は確かにあるのだけれど、今回の羅臼岳登山で「結果に急ぐのではなく、今この瞬間を楽しみ、プロセスに価値を見出そうとする姿勢、生き方を、登山を通して気づきを改めることにある。」という学びを得た気がする。
今回の羅臼岳については事前情報の収集に励んだので、羆に対する恐怖心が募る一方で、肝心のどんな山なのか?ということがちょっと抜けてしまい❗️
シーズン外れとはいえまだまだ登山者はいるが、羆の出現は運任せだからとにかく気を抜けない。それに加えてあれほどガスで真っ白なピーク付近がほぼ直登の岩場で、冷え切った身体にさらにオホーツク海から吹き付けてくる強風に身体ごと持っていかれそうになる、という高所恐怖症の自分にとって、日常生活ではなかなか味わえない、味わいたくない緊張と恐怖の連続の9時間の山行。
安全に生きて帰る。ということが大前提だから、恐怖のあまり焦って下山を急いだのは確かで。
そこにシゲさんからの言葉。
「そんなに急いでどこへ行く❓」
これ、人生においても同じことが言えるのではないか。
不安や、逆に欲望にかられて、結果を急ぐあまりにプロセスを、今、目の前にある幸せを大切にしないということは、今この瞬間をしっかりと味わうことなく、死へと急ぎ向かう人生に等しいものがあるのかも知れない。
心に常に「今この時」を味わう余裕を。
今回も安全に生きて帰れたのはシゲさんのおかげです、ありがとう❗️
何よりやっぱり楽しかったー❗️❗️
今日、帰路に着く前にトドワラで見た数百羽の野鳥の群れが一斉に飛び立つ、あの圧倒的な風景も同じく❗️😁
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ここまで(当時の画像も載せますね)
だから今回は,「プロセスを愉しむ!!」というテーマを決めました。
人生に置き換えるなら「今この瞬間を味わって生きる」。ですね‼️
長いので今回はここまで。その②へ続きます!!