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継続すること

過日のこと、友人でもありフルハウスのクライアント企業の経営者でもあるH君と、彼の10年目のホノルルマラソンの壮行会名目でご飯を食べました。

思ったのは、厳しいマラソンへの10年連続参加ってやはりすごいなと。ましてや海外への渡航で日数も取られます。

いいときも悪いときも、更には言えば闇の時もある人生のなかで、安定して、一貫してやり続けていくこと、あり続けていくことの困難さ。

私も山に登ったり、スイミングに行ったりしますが、途中何年か間が空いたりしてきました。

でも、特にビジネスにおいて信頼とか信用って、この安定感によるところが大きいと思います。

このブログもそうですが。(汗)

継続は力なり、といいますが目標到達(?)能力もそうかもしれませんが、もっと大切なのが信用力、ということなのかもしれません。

来年の人生テーマは、今改めて「継続」ということを意識していきます。

若さ、というもの

先週末は、勉強会への参加と併せて、久々に父と会うために東京へ。

父は来年80才を迎えるが、まだ現役で顧問などの仕事をしていてテニスもする。

見た目が若いのもあるからか、父からご馳走してもらうことに全く抵抗も感じない次第である。

 

父を見ていて、若さ、ということをちょっと考えてみた。

そういえば、私の周囲には年齢よりも若く見える人が多いと気づく。

 

その人達の共通点をあげるとこんな感じだろうか。

 

・体型や姿勢がしっかりしている

・しゃべり方がはっきりしている

・健康に対する意識が高い

・食事に気を遣っている

・運動を意識してやっている

・セルフイメージが高い(人生のやりがいや生きがいがある)

 

つまりは身体の健康とメンタルの健康が両立されている、ということがいえる。

 

私が理想とする自分の状態がまさに「常に心身ともに健全で健やか。」

上記共通点を自分で意識して実践していれば、理想の状態プラス

年齢より若く見える、を実現できるということ!

 

勉強会にも出てきた話。

「人生100年時代とは、短い若年時代と長い老後である。」

その長い老後をいかに若々しく生きるか?はあらゆる人にとってのテーマだ。

 

幸せに生きるための、夫婦円満も家庭平和も健康であること、というのが前提だから。

 

因みに歩く速さ(=筋肉量)も命の長さに関わっているという。

そんなわけで、最近は意識的に良質なプロテインやサプリメントを心がけている。

 

 

決断の時

おかげさまで9月6日に無事50歳の誕生日を迎えました!

最近では人生100年といいますから、これで折り返したわけです。

 

まだまだ!!という気持ちと、やはり半世紀!?生きただけに老化を感じる気持ちが混在しています。

 

ありがたいことにたくさんの方からメッセージやプレゼントを頂く中で、やはり家族からのメッセージは本当に心に染み入ります。

自分の人生をこの家族のために、この家族と一緒により楽しく、より素敵に生きていきたい。

 

 

そのために何が真に必要で、何を捨て去らなければならないか。

 

 

奇しくも誕生日に、敬愛する経営者のリッチ・デヴォス氏が、享年92歳でお亡くなりになりました。残念です。

 

彼の有名なスピーチの一つに「決断の時」というのがあります。

決断をしないことで無駄な時間を送る、人生のロスについて語っているものです。

これを繰り返し聞きました。

 

与えられた人生の中で、私たちは様々な決断を迫られています。

しかし感情に流されたり、妥協したり、無用な気遣いが過ぎると、自分を見失って人生の中で迷う結果を生み出します。

 

本当に自分が求めるものは何なのか?

そもそも本当の自分とは?

 

本来、自分の心(魂)に素直に生きれば楽なのに、そうでない人生を生きている人達が実はいかに多いことか!!

 

人生の目的や目標を、あるいはそのための価値基準を明確にすることで、より最善の決断ができます。

短期的なものの見方や一時的な感情に流されることなくきっちりと決断をする。

そして決めたら、信念をもって着実に前進する。

 

私の母を含む「人生の勝利者」といわれる人は皆、そのように生きていますね。

 

より素敵なライフスタイルを実現するために、決断!!しましょう!

自戒を込めて。

 

 

 

安心感

今日から新年度!

フルハウス株式会社にとって9月は新年度のスタートです。

 

さて、「安心感」について、です。

昨日、美濃友禅®という手染めのアートを手掛ける河村尚江さんから

声をかけて頂きました。

岐阜商工信用組合の建築中の新本社ビルのエントランスホールを飾るデザインコンペがあり、そのプレゼンの場に、施工管理者として立ち会いました。

高さ13メートルの吹き抜け空間に、長さ9メートルの美濃友禅®を飾る、という計画です。

会長、理事長に向けて施工上の課題や交換時の方法について話をさせて頂きました。

 

美濃友禅®は三宅さんが経営する玉宮町にある割烹居酒屋「おせん」で展示されており、その良さや雰囲気、施工上の特性などは私も体感済です。

担当のO課長もとても肩入れして下さっていました。

もともと会長、理事長も作品を大変気に入っておられるものの、展示空間に風速30mの対流エアーが発生するという環境について不安を感じていたようです。

定期的に作品を変えていきたい、という意向もあります。

 

風速30メートルに対して作品がどのようにゆらぐのか?むしろ多少の揺らぎは作品の特徴からすれば欲しいわけですが、実際はやってみなければわかりません。

 

そこで私は大丈夫であると言い切りました。

根拠が全て確立されているわけではありません。

しかし、最悪のケースでも死者が出るほどの事態が発生するわけではありません。

大丈夫なようにやるだけです。

 

結果、安心感を感じて頂けたのもあるかもしれません。

コンペには岐阜出身の某有名アーティストさんも出品していたにもかかわらず、会長、理事長からその場でGOサインが出たのです!

 

今回の河村さんのプレゼン突破に立ち会う機会を得て、とても学ばせていただきました。

 

その夜、河村さんからもメールをいただきました。

古澤さん、今日は本当にありがとうございました✨😆
古澤さんに立ち会っていただき、どれ程の安心をいただいた事でしょうか‼️
このような難題を快く引き受けていただき、心より感謝申し上げます✨

 

「死ぬこと以外、かすり傷」といいます。

 

何をやるにせよ、肚をくくって実行すれば、きっと相手は安心感を感じてくれる。

 

安心感は積み重なれば信頼感となります。結果、その本気と熱意で、必ず道は開けてくる。

そう信じていきましょう!!

 

 

 

 

どうなる?日本経済?!

最近良い話を聴きました。

 

掃除に関する話ですが、単に掃いたり拭いたりするだけではなく、「磨く」ということが大切であるとのことです。

すでにきれいなテーブルや床でもさらにピカピカに磨く。

これはテーブルや床を磨くことを通して『心を磨く』ことをしているそうです。

そう考えると、掃除も単なる作業ではない、ということが感じられますね。

 

皆様との関わりに感謝しつつ、これからのお役立ちに向けてフルハウスもさらに磨きをかけていきます!!

 

◆平成元年の世界 時価総額ランキング
50位以内に何社の企業がいるか

日本32社★
アメリカ15社
イギリス3社

◆平成30年の世界 時価総額ランキング
50位以内に何社の企業がいるか

アメリカ31社
中国7社
イギリス2社
スイス2社
フランス2社
日本1社★
韓国1社
香港1社
台湾1社
ベルギー1社

 

これを見ればこの30年の間に日本で何が起きているかよくわかります。

確かに「一億総中流の時代」と言われていましたが、最近では全く感じられませんね。

 

建築業においても、2020年問題というのが言われて久しいです。

それは現在工務店の数は11700社ありますが、2020年には4900社まで減少する、ということです。

因みに私がフルハウスを創業した2006年には工務店数は18000社ほどありましたから、すでに半数に減少しています。

日本人の出生率、世帯数、世代別人口及び世代別収入、着工数など、あらゆるデータが出ているため、こういった話は予測というよりもむしろ現実味があります。

 

いずれにせよ、そんな状況・時代こそ、一人一人が夢や志をしっかりと持って、あるいは育みながら、毎日をより楽しく!!生き抜いていきましょう!

 

 

 

この夏、上高地で見た「ゴリラ岩」。

夏の空に一体何を想うのか?

 

憂える日本の将来?

それとも明るい未来?

賃貸情報『シャングリ*ラ』でくらしてみませんか♪

賃貸物件のご案内です。

 

フルハウスの一角にある2LDKの空間「シャングリ*ラ」を賃貸物件として貸し出すことにしました。

 

もちろんそれまではレンタルスペースとしてご利用もいただけます。

 

もともと私たちファミリーがオーガニックを特徴とするカフェとして利用したり、

家族の絆を育むリビングとして利用してきたリゾート空間です!!

 

カフェだっただけにキッチンはプロ仕様でかつ広い!!

 

さらに!

今回の賃貸にあたり新たにユニットバスも新設しました。

 

この広いリビングでゆったりと理想のライフスタイルを過ごせたら。。。

幸せな気持ちになること間違いなし・・!

 

ご見学も随時受け付けていますので、ご興味のある方は古澤までご連絡ください。

お問合せメール:info@full-resort.com

 

 

9cm

築12年の堂々たる佇まいのK様邸。

施主のKさんから「相談したいことがある」

とご連絡を頂きました。

「実は隣に家が建つことになったんだけど、

隣地境界線から家がはみ出てることが判明して

困ってる」とのこと。

 

本来ならK様邸を建てた建築業者に全責任があります。

しかし、その会社はもう存在しません。

 

翌日、大工さんと一緒に現場で実地検証してみると、

やはり9cm屋根の雨樋分がはみ出ていました。

 

 

 

ご家族と様々な対応策を検討、相談した結果、

構造はそのままに屋根を一部カットして敷地内に

収める、ということに。

 

手間のかかる話です。お施主様にとって想定外の

余計なコストです。

 

わずか9cm。

されど9cm。

 

k様邸を建てた業者は絶対に知っていたはずです。

なぜkさんに報連相しなかったのか。

 

そういう姿勢や価値観が、今存在していない、という

結果に繋がっているのでしょう。

 

建築は何かあると金額が大きい分被害も大きくなりがちです。

 

今回のk様邸のことは、お客様に対する向き合い方について

改めて考えさせられます。

 

 

子苑第一幼稚園で講演しました!

各務原市にある子苑第一・第二幼稚園の100名を超える父兄様に向けて『志授業』を実施しました。

 

夢・志を持った子供に育てるために、というテーマで、夢や志がなぜ大切なのか、夢や志を持った生き方について熱く語らせていただきました!

 

一番伝えたかったことは「子供にどうあってほしいか、ということを伝えるには、まず親である自分自身が、自分の人生にどう向き合っているか、が大切なのでは?」ということです。

 

ミラーの法則にもありますが、文字通り子は親の鏡。

人生の目的は楽しむこと。幸せであること。

それを実践するためにも、この大変な世の中で如何に人生を楽しむか。

 

そんなお話をさせて頂きました。

 

おかげさまで私自身にとって、とても充実した時間になりました。

 

子苑第一幼稚園のウェブサイトに記事が掲載されていますので、ご参照下さい。特に、リンクされているYOUTUBEの夢・一流の動画は必見です!!

http://www.shionn.jp/1/diary/index?id=450#b450

美味しい空気を求めて

春日井市にあるパナソニックのラボに行ってきました。

IAQ(Interior Air Quality=屋内空気品質)を高めることを追求する

ための研究施設です。

 

空気がいかに大切なものかは今更言わずもがなですが、こんなデータがあります、

 

人間が体内に摂り込む1日の食べ物(約1.3kg)、水(約2L)に比べて空気の

摂取量はなんと18kg!!直径3mの球に相当する量です。

 

ちょっとこだわりたくなってきますよね。

 

夏は高温多湿で熱射病のリスクにさらされ、冬は屋内外の寒暖差による

ヒートショックというリスクにさらされる、という傾向が強くなってきた

日本の気候を踏まえて、すまいの中だけでも快適・健康を求めることが

いかに大切か。

 

一口に空気の質といっても、その内容は、以下の点について考える必要があります。

 

1温度=エアコンの活用(特に全館空調がベスト、そのための高い断熱性能)

2湿度=24時間換気、特に熱交換換気がベスト)

3気流=自然な空気の流れを創るための設備

4音=屋外の音の遮断(ペアガラスやトリプルガラス)や状況に応じたBGMの活用

5香り=時間帯や状況に応じたアロマの活用

 

これらを上手に組み合わせることにより、あっと驚くほどの快適なくらしが実現できます。

 

パナソニックのラボでは、わかりやすくそれらについて比較したり

体感できました。

 

新築にしてもリノベにしても、これからのすまいを創造していく上で

絶対に考えていかなければならないことですね。

 

エコハウスについて

あるクライアントから、「エコハウスの素材提案をしてほしい」といわれ、これまで漠然と捉えていたエコハウスというものについて、改めて考えてみました。

 

エコハウスとは、自然や人に対して負荷をかけない、という基本的な考え方に基づいた家です。

ドイツ発祥の「パッシブハウス(人工的エネルギーではなく、自然の光や風をより活用した家)」が潮流の原点にあります。

 

より快適に暮らすためのすまいは、高気密・高断熱であることが必須といわれる昨今、光や風を取り入れるという正反対の視点から発したエコハウスの在り方も、最近ではどちらかというと高気密・高断熱ありきの議論が多いようです。

エコハウスにきちっとした定義がないのが原因だと思いますが、結果、建築士や企業の考え方によって提案されるものも変わってきます。

 

さらにAIの進化が、すまいにおけるIOT(internet of things)の浸透に拍車をかけて、次々に私たちの住空間やライフスタイルに変化をもたらしています。

 

一口にエコハウス、といっても、結局そこに住まう「人」の核となる考え方や価値観が軸となります。

 

昨日、岐阜の世界遺産「白川郷」にある「義務教育学校白川郷学園」を訪問しました。

冬の厳しいシーズンには2メートルもの積雪に見舞われる地域です。

 

校舎の施設は木材をふんだんに使い、光をたっぷりと取り入れ、とても気持ちの良いところでした。と同時に、設備におけるITの多大な活用ぶりに感動しました。

 

「ひとりだち」という学校理念のもと、生徒たちが生き生きと活動しているのを肌で感じて、自然との共生観に基づいて、自立した生き方、ライフスタイルの実現に貢献することこそ、理想的な住空間の創造に携わる人間の役割であり、エコハウスを創造するうえで軸となる考え方であることを再認識しました。