最近「魔法のリノベ」というテレビドラマにハマっています。義姉から教えてもらって以来、毎回録画して中学生の三女と一緒に楽しく視聴しています。
ストーリーは、工務店で働く主人公達が毎回さまざまなリノベーションをテーマにさまざまな人間模様を描いてるもので、これがとにかくめっちゃホノボノと楽しい。そして!毎回ポジティブな気分になります。
このドラマの中で、ヒロインの営業担当の女性がリノベプランをお客様に提案しながら語りかける、素敵な決め台詞があります。
「イメージしてください。これからの暮らしを」。
どうでしょう?、このワクワクさせる響き!!
この台詞、実はめっちゃコーチングなんですね‼️
コーチングとは一言で言うなら、お客様の心の内側にある「こうしたい!こうなりたい!」を一緒に見つけ、引き出し、その実現に向けてお手伝いをすることです。
そして!!
私も営業に携わる者としてクライアントとの打ち合わせで1番大切にしているキーワードです。
ドラマの方は、物語が(おそらく)中盤に差し掛かってきた辺りで、価値観が対決するシーンが出るようになってきました。
それは、お客様に寄り添い、同じ方向(目的地、お客様の目指す夢の空間と理想のライフスタイルが実現した世界)を見ようとする姿勢か、同じプロフェッショナルでも、あくまでも売り手に徹した利益誘導型の売りたいモノを売る(どちらかというとお客様と勝負!的な)姿勢か,という大いなる違いなのです。
この違い、かつて旅行最大手と言われた◯TBという会社に8年半勤務していた私には良くわかるのですが、当時は後者の姿勢の方が往々にして会社ではもてはやされ、昇進する傾向がありました。
組織を維持発展させるために、クライアントを企業の有利な方へと導ける(コントロールする?)人が優秀、というわけです。
どちらが善であるか、は明白。
結果として、そんな価値観で走ってきた組織や企業は、時間と時代の波に洗われて、影も形もなくなっているか、小さくなってしまったか、ですから。
ドラマでは、最後にお決まりの決め台詞がもう1つ出てきます。
それはタイトルと同じ「リノベは魔法ですから。」という言葉です。
本当にその通りだと思います。
夢の空間と理想のライフスタイルを実現していくお客様にとって、リノベは強力な魔法に他なりません。
そして!
理想とする想いを明確にして実現していくプロセスの、強力なツールとして、コーチングもヤッパリ魔法なのです。
10年ほど前にコーチングという言葉を知り、その魅力に触れるようになってから、ガッツリと学び始めたのはここ5年ほどですが、7月末に無事にコーチングインストラクターにもなりました!
学ぶほど奥が深く、そしてやっぱりコーチングも「心技体」。
スキルと、スキルを裏付ける信念と価値観、そしてそれらを磨き続ける実践によってのみ到達できる世界があるのだな、と思います。
周囲の前にまず家族。家族の前にまず自分(セルフコーチング)。
自分と向き合うほど、人とも向き合える。寄り添える。
これからもコーチングという魔法を使って「リノベは魔法」を1人でも多くのお客様に実感していただけるよう精進して参ります。