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自分と向き合う〜新築&リノベーションのフルハウス株式会社

コロナ災禍により価値観やあり方、方法論が激変した2020年からいよいよ新たな年へとカウントダウンが始まった感があります。

 

フルハウス株式会社にとっては、コミュニティ(地元、というだけでなく繋がりの意味で)の皆様からのお声がけによって助けられた感謝、感謝の一年でした。誠にありがとうございます。

 

コロナ災禍と言っても、起きてしまった事象、状況を嘆いてばかりもいられないわけで、春から始まった自粛生活、ステイホームでは改めて家族や夫婦について考えたり気づきを得る機会となりましたし、どんな状況においても、そこに「楽しみ」「喜び」を見出していくのが人間です。

私自身も住まいの快適さ、ということ、機能性や安全性ということを改めて考え直す時間を持つことができました。

瞑想する、ということも注目されましたね。

私自身も「心の声に耳を傾ける」ということを学び始めた年にもなりました。

世の中にネガティブなムードが広がり、大人が疲弊することでその影響を大きく受ける子供達の存在は、文字通り「未来への希望」です。

如何に自分の軸を持って生きるかはそういう点でとても大切です。風評や情報に振り回され流されて、鬱状態に陥ることは避けるべきです。鬱は未来への希望を奪うものだからです。

 

コロナ災禍でなくとも、どんな状況も起こり得る。だからこそ自分に軸を持つ。そのために「自分と向き合う」。自分のためにも、なにより子供達のためにも。

持続可能性という言葉が、単なる言葉で終わらぬよう、フルハウス株式会社としても今後取り組んでまいります。

 

 

寄り添う、ということ〜新築&リノベーションのフルハウス株式会社

季節の移ろいを目で見て、肌で感じ、身体へのなにがしかの影響を感じながら過ごしている今日この頃です。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

身体に影響を与えるということは多分に心にも影響を与えているということですね。

今日はその心、特に感情面について最近感じたこと。あるいは気づき、について。

 

感情は季節のように移ろいやすく、あっという間に変化しますね。

特に怒りや不安の感情は、その強さ、深さ(と思っている)の割ににびっくりするほどあっさりと変化しますね。

 

でも、瞬間に起きた、特に怒りの感情は簡単にコントロールすることはなかなか難しいものです。

私も、かねてからそれと向き合い、付き合ってきました。

それを克服してきた、とは全く言えないけれど、かなりその対応に慣れてきた感は手応えとしてはあります。そりゃまあ50年も生きてきたのですから。少しは成長しなければ!

そのためにはやはり失敗したら大いに反省する、ということ。

 

フルハウスが初めてお客様から新築を受注して工事が始まったときは、私も気負い過ぎていて、予定通り、時間通り、思惑通りにいかない業者さんや状況に対して、文字通り瞬間湯沸かし器の如くでした。

でも、後々に残ったのものは、怒りを発散したことでスッキリした気持ちや状況ではなく、むしろ相変わらずのモヤモヤした気持ちと相手との相変わらずの誤解、最悪は相手との関係が切れてしまう、という悲惨なものでした。

つまり、何も得るものがなかったのです。

そしてなによりも大きなリスクを抱えてしまう。

それは成長や発展を阻害する、というリスクです。

 

会社を経営していくモチベーションは、お客様へのお役立ちによって得る幸せの共感を重ね、それに伴って人間的にも経済的にも発展していくこと。

 

そのためには、とにかく主観で動かない。主観で判断しない。

主観、は言い換えればエゴのことです。エゴは知らず知らずのうちにでしゃばってきますね。

例えば、決めつけもエゴの一種でしょう。

 

仕事というのは、価値観が異なる者同士で動いています。それゆえに主観、エゴに振り回されるということは、結果として人間的にも会社的にも大きくはなれない、ということに帰結します。

 

フルハウス株式会社のポジションは「お客様に寄り添い」使命である「お客様にとっての夢の空間と理想のライフスタイルを実現する」こと。

改めて徹底的に主観を捨て、エゴを捨て、俯瞰して全体を見ながらプロデューサーの役割を全うしていく、ということに全力で取り組みます!!

 

それでは画像をご覧下さい。

喜寿のプレゼントでジーザスカードを貰った母が私に引いたカード。

「人を裁いてはいけません。裁かれないためです」

マタイの福音書7章1節

今回のブログとリンクし過ぎててビックリ!

働く場と機会の創造に向けて今できることを考える

案件の紹介やチャンスをいただく機会、お声がけを頂くことが多くて、本当にありがたいことです。

で、そういうことに刺激をもらいつつ、最近思ったり考えたりしたことを、ちょっとまとめてみました。

「今日できること、今、目の前の相手にできることにフォーカスする」

「感謝と貢献に生きる」

これは自分が思う、人間として、ビジネスマンとしての生き方、在り方。

これが真に自然体で生きる、つまりは真に自由に生きるということではないか、と。

そして、そう思って一つずつのことを丁寧にこなしていく。

では、フルハウスの経営者としてはどうか。

経営者の仕事は、経営資源を割り振りすること。

人、モノ、金、情報、時間。

端的にいうと「働く場作り」。

企業クライアントのG社長や友人のH君も、常に生産活動の場の新築、増築、改善に努めている。

フルハウスの社長として、今考えうる働く場作りとは。

①営業して案件を獲得して業者さん、職人さんたちの仕事を作る

②クライアントへの応援でクライアントの仕事、業務のサポートや売上づくりに貢献する

③自分の分身づくり。分身たちの働く場、機会を作る

④働く場を生む機会と場所の創造。カフェ、オフィス、イベント等

やはり自分がやりたいことに繋がってますね。ワクワク!

 

それでは画像をご覧ください。

最近娘と楽しんでいるアクアリウム。魚やビーシュリンプ達の幸せリゾート空間です。

 

 

心が震えた映画と魂の関係〜幸せリゾート空間®︎のフルハウス株式会社

  1. 今回は少し建築とは無関係な「心が震えた映画」のお話しです。

映画が大好きで、高校生の頃には学校で1番映画を見ている、と言われ、また自負していた私ですが、そんな私の心が震えた映画(たくさん、たくさんあります!!)の中でも、ここ10年以上変わらずベスト3であり続ける映画があります。

それは「ブレイブハート」「ジェリーマグワイア(邦題座エージェント)」「ソウルサーファー」の三本です。

ネタバレしてしまう為、内容については一切触れません(笑)❗️

 

どれくらい好きかというと、例えばソウルサーファーは、映画のコンセプト、家族愛や人類愛、諦めない強い想いなどに心を揺すぶられて、TSUTAYAで100円でレンタルできるのに、わざわざMGMに10万円の使用料を支払って地元の文化センター(500名収容!!)を貸し切りにして教育委員会にお願いしてチラシを配って市内の学校に参加を呼び掛けて学生は無料の上映会を実施したほどです(笑)。良き思い出です。。(意味なく遠い目)。

で、伝えたいことは、

「何がそこまでの行動を起こさせるのか?」ということです。

 

映画の素晴らしさに心が震えて、この素晴らしさをもっともっと多くの人に伝えたい!!そう思った時に人は自然と誰かに伝えたくなるものです。

それはその人の心の何処かにその映画が触れたから。

 

ましてや10年以上にわたって震え続けている映画なら、尚更、心の深部に触れているに違いありません。

 

私の場合、それが何かなのかが、長らくわかりませんでした。いや、というよりも知ろうとしなかった、という方が正確です。

でも、最近になってようやく⁉️自分の心と意識的、積極的に向き合うようになり、見えてくるものがありました。

 

そのプロセスを通して、実は先の3本の映画の内容や台詞、キーワードが自分の魂が求めているもの、この世で実現、実践したいことっだったりすることがわかってきたのです。

自分自身では意識できなくても、魂はずっと正直で、ずっと主張し続け、求めていたわけです。飽きもせず繰り返し、繰り返し観てきたのは、まさに擬似体験によって魂を喜ばせよう、ということだったんですね。

上映会を主催する、などは、間違いなくその発露だったに違いありません。

 

これからも映画に刺激をもらいながら、魂の求めるところに従って生きたい、と思います。

そして夢である製作者として映画に関わる機会を求めていきます!!

 

あなたにとっての魂が求めるものを表現する映画は何ですか?

 

遮熱考。暑さについて思うこと〜新築&リノベーションはフルハウス株式会社

亜熱帯化する日本。今年の夏はまさにそれを実感した方が多いでしょう。日射、熱射に対する危険度が深刻なレベルまで高まったということを考えるべき事態になっていると思います。

40度近くまで上昇する環境はハンパありません。

因みに、住環境においてどれくらい不快かを調べる上で「暑さ指数」という指標があります。

これは「気温、湿度、輻射熱」の3つの要素を取り入れて数字として表します。

気温だけでは暑い寒いというものを客観的に捉え切ることができないわけです。

同じ気温でも木陰と日向あるいは日本とヨーロッパでは暑さを感じるレベルはまったく違いますから。

一般的に暑さ指数28度を超えると、熱中症にかかる率が急上昇する、と言われています。

ここで注目したいのは、暑さ指数の3つの要素の比重です。

実は気温1: 湿度7: 輻射熱2という内訳なんですね。

 

気温よりも湿度と輻射熱が多いわけです。

熱帯雨林気候の国に滞在すればいかに高湿度が「蒸し暑くて不快」に感じるか、おわかりでしょう。

つまり亜熱帯化する日本では、この湿度と輻射熱対策が畢竟急務になってきたわけです。

元々日本は多湿なので、それに適応する能力は高く、そもそも住環境でも木造や調湿機能のある砂壁といった素材そのものが高湿度対策になっています。

 

では輻射熱対策はどうかというと、実に手薄い感が否めません。

ところでそもそも、輻射熱とは何か、ということですが、

熱移動には「対流、伝導、輻射」の3種類があります。(ここで理科の授業のようになってきましたが、超基本レベルですからご安心を!笑)

一言で言うと、対流熱は空気の流れ、つまりエアコンの風。伝導熱は、物を通して直接的に伝わる熱。輻射熱は遠赤外線です。

 

太陽からの様々な熱線の中には、もちろん遠赤外線も含まれています。

簡単に言うとこの強烈な熱線が屋根の瓦や板金を熱し、それらは屋根に仕込まれた断熱材をも熱伝導で徐々に温めて、温められたそれらの素材が輻射熱を発して空気を温める、と言うのが夏場の住宅、建物内の頭の上の方で起きている現象なのです。

先日、暑さ対策の依頼を受けて訪問した某企業様の工場の天井部分をサーモメーター(業者さんのものですが高性能なものは100万以上します!!)でチェックしてみたら、9月10日の時点で天井付近は59度!!!!!

 

画像で見ると、屋根材はもちろん、その下の骨組みの鉄骨梁もしっかりと熱せられて黄色く表示されています。

これらが輻射熱を放出して、工場内の気温もグングン上昇してしまうわけです。

 

因みに大きな業務用エアコンが数台、設定温度20度でフル稼働しています。

それでスタッフの方がなんとか作業できる環境を維持しているわけです。

 

国連がSDGS(持続可能性を追求する社会のあり方)を提唱する世の中にあって、いかに環境負荷をかけない企業活動にするかは大切ですし、何より、かなりの電気代が生産業務に跳ね返ってしまいます。

日中にたっぷりと熱を蓄えてしまうコンクリート製の住宅は特にそうですが、一般住宅であれば生活コストが余計にかかり、可処分所得(自自由に使えるお金)を圧迫します。

 

様々な断熱材を見てきましたが、夏場の特に強烈な真上からの熱線をシャットアウトするためには、屋根に関しては、素材自体に熱を伝導してしまうため、断熱材では不十分である、と言うのが結論です。

因みに壁に関しては断熱でも良いとは思います。夏場は太陽の位置が最も高いためです。

屋根に必要なのは高品質な「遮熱」です。

 

熱を断ずるのではなく(材そのものが保熱してしまう)、熱を跳ね返す(材に熱が伝わらない)。

 

それによって、そもそも屋内の空気を熱さないように努める。結果的に光熱費も節約できます。なにより、もわっとする暑さから解放されるのは気分的にも良いことです。

フルハウスは幸せリゾート空間®︎プロデュースを標榜していますから。

 

というわけで、屋根には高品質で的確な遮熱を施すことが、これからの住環境、職場環境のスタンダードです。

 

それでは、訪問した工場での調査風景の画像をご覧ください。

 

リノベーション進捗〜幸せリゾート空間と自宅サロンはフルハウス株式会社

岐南町のN様邸のリノベーション。

ご自宅の南側縁側のサッシ交換と北側のキッチンをLDKにする、という内容で5月くらいにイメージパースを起こすことから打合せが始まり、満を辞して7月の第1週から工事が始まりました。

本来は8月お盆休みの家族全員集合のタイミングに合わせて完成させる予定でしたが、コロナ災禍の影響により、息子さんご家族の一部の方は集まれず残念でしたね。

工事の方は、進むほどにお施主様も欲が出てきて、どんどん変えたいところが増えていき、実は現在進行形です。

お施主様と会うたびに「ここがものすごく良くなったよ!」「嫁に見せたらすごく喜んでくれたよ!」という言葉をいただけることが。フルハウスにとって何よりの原動力です。

 

毎日、特に南側の直射日光に晒されながらの作業は、職人さん達、特に大工さんを苦しめてきましたが、先日、お施主様が現場の横の玄関脇に葦簾を設えてくださったので、大きな日陰の実現と風通しで、劇的に改善。かなりいいですね!

お施主様が大満足していただけるように、施工中も、工事完成して暮らし始めて以降も、しっかりとサポートしていきますね‼️それでは画像をご覧下さい。

 

 

キャンプ&ハンモック考〜幸せリゾート空間®︎のフルハウス株式会社

ハンモックがこの夏のお気に入りです。

元々アウトドアは好きです(一応⁉︎山男ですし)が、キャンプアイテムの中にハンモックって正直それほど価値は置いてなかったですね。登山には持ってけないし。

ところが!

どこにも行けない、行きづらい今年の夏は、皆さんかなり家に篭っていると思います。私もです。で、やたらYouTube見まくってたら、キャンプがキテルわけです。

素人さん、玄人さん、「ヒロシです」のひろしさんや嵐の大野さんまでガッツリとキャンパーになってます!

 

それらの中でも私が気に入ったのがBOCCAさんという終始無言なソロキャンパーの動画です。

 

 

これが凄くいい。1人の時間をゆったりと、自分と向き合うように過ごす。自然の中に身を浸すひと時。映像もとっても綺麗。

乗ってる車が一緒、というのもあります。

自分で煎った珈琲豆をゴリゴリと手で挽き、薪で起こした火で沸かした湯をコポコポと注いでゆったりと味わう。

香りまで漂ってくるようで、もう絶対に美味いに決まってます!

因みに、美味いコーヒーとは、

「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、恋のように甘い。」そう。

 

とにかく、そんな動画を見てると、ワンダーフォーゲル時代、夜テントから半身を出して寝そべったまま、タバコの煙を燻らせながら北アルプスの澄み切った満天の星空を眺めていたりした、あの瞬間が、とても鮮明に蘇って来たりするのです(遠い目)。今はタバコは辞めました。

 

で、そのBOCCAさんの動画にお約束で出てくるのがハンモック。

キャンプ地につくと、まず木に結んだり、車に繋いだりと様々なレイアウトでハンモックを準備。

ブランコやリラックスチェアみたいに座ったり、シェスタ(お昼寝)のひと時を愉しんだり。

 

動画に完璧に共鳴した刹那、画面はAmazonへと飛び、ポチッとしてました(笑)。

 

というわけで、自宅でも使えるように、支柱がセットになっている屋内用と、生地とロープだけの屋外用と2種類のハンモックを入手。

なんと全部で1万円以下!!

 

屋内用はリビングに鎮座していて、家族からの反応も上々。

子供がハンモックを楽しんでいるのを見ると、シテヤッタリ!の気持ちでパパも嬉しい。

 

ちょっとリラックスしたい時に、背中を包み込んでうっすらと揺られる感覚が半端なく心地良くて癖になる!!!これヤバイです!!

ググって見ると、健康面にも悪くなさそう。根拠は不十分ですが、少なくとも精神衛生上はこの上なく良いでしょうね。

ということで、ハンモックが日常にある風景を皆様にも力一杯お勧めする次第です。

 

それではハンモックのイメージ画像をご覧下さい。

「いるだけでワクワクする」幸せリゾート空間®︎プロデュースのフルハウス株式会社

「いるだけで、ワクワクする」

ヨーロッパ、特にイタリアに年間約50〜60日間滞在していた貿易時代は本当にそんな気持ちでした。

フルハウスを創業してからもミラノサロネ(年に一度開催される世界最大の国際家具展)にはクライアントや元上司と一緒に2度訪れました。クライアントと一緒にパリのメゾンエオブジェ(同じく年に一度開催される世界最大の雑貨展)に行ったこともあります。

イギリスに在住している姉の家やスェーデンの義兄の友人宅に泊らせてもらった時も、ずっと続く、「いるだけでワクワクする」という、あの感覚。

そして、そういう時って、必ず心身共に溌剌としているものですね。

(あ、一度イタリアで(おそらく生ハムに当たって)病んだ瞬間はありますが😅)

 

今はなかなか行けないから、せめて「みるだけでもワクワク」。

そしてそして❗️ひょんなことで知り合った職人さんが、その道の専門的なプロフェッショナルだったのです。イタリアのVALPAINTというペイントアート素材で非日常空間が日常生活で実現できるのです‼️

これヨーロピアンライフスタイルの追求者の引き寄せ、ですね。

それでは画像をご覧ください。

 

 

 

#ヨーロピアンスタイル

#VALPAINT

#幸せリゾート空間®︎

#モザイクアート

アウトドアリビングに暮らすというライフスタイルのすすめ〜幸せリゾート空間のフルハウス株式会社

直近でアップする予定の動画撮影を行いました。テーマは「アウトドアリビングに暮らす」。

アウトドアリビングというのは、文字通り、屋外のリビングのことです。最近ではセカンドリビングとか、アウトドアリビングという言葉もよく聞かれるようになっているかと思います。

元々のコンセプトは(おそらく)イギリスのコンサバトリーではないかな。

 

これは住宅の南面に突き出したガラス張りの、まるで屋外にいるような気持ちにさせるリビングの横(奥?)に加えられたリビングで、イングリッシュガーデンの本場ならではの、庭を愛でながら紅茶をいただく、というような、いかにもイギリス人が好きそうな空間のことです。

なお今回の動画は、イギリスに住む姉にも出演(?)協力してもらい、姉のすまいにあるコンサバトリーも出てきます。

ただこのコンサバトリー、日照時間と湿気が少なく、どんよりした天気の多いイギリスにはむしろ必要なのかもしれませんが、高温多湿、最近では亜熱帯化している真夏の日本では、蒸し風呂の如き空間になってしまうので、外観の素敵さやイメージする豊かなライフスタイルには憧れるものの、実際には使いづらいものがあります。

 

そこで、生まれたのがアウトドアリビング。「どうせ暑いなら、むしろいっそのことアウトドアにしてしまえ」的な発想の産物ではないかと思っています。

このアウトドアリビングの良い点は、一時代前の安かろう悪かろうのガーデンファーニチャーの時代から、よりファッショナブルに、より耐久性が高いアイテムの時代になっていて、より豊かなライフスタイル、非日常を日常生活に取り入れることができるようになっている、ということです。それも思ったよりもお値打ちに、です。

 

もちろん屋外なので、蚊の対策は?とか、恐ろしいほどの熱線に対する遮熱はどうするの?と言った課題はもちろんあります。

住宅を取り巻く環境や状況、条件などによっても解決策が様々になってきますね。

 

基本これからのすまいの屋根は遮熱、壁は断熱をしっかりとして、アウトドアリビングによって非日常空間も楽しめるようにしていくのが、幸せリゾート空間®︎実現の有効な手段ではないかと思います。

 

この辺りを楽しく動画で語ってますので、動画をアップしたら、またご案内しますね。

乞うご期待‼️

 

九州メーカー視察&大川家具展示会視察記〜自宅deサロン®︎のフルハウス株式会社

国産の漆喰と床材や国産の家具を視察の為に九州に行きました。今回の訪問先は鹿児島「幻の漆喰」のカイケンコーポレーションさんと「日本最大の家具の生産地」福岡大川家具の佐藤木材さんです。

貿易業時代はポップ系のヨーロッパの輸入家具をメインとするインポーターをしてたから、素敵な家具やインテリアデザインは見ていてワクワクしてきますね。

今回は久々に家具展示会にも行けるというわけで、ワクワクx2倍の心境でした。

カイケンさんでは社長さんがパワポで1時間、建築と健康の維持実現、というテーマで講義をして下さり、なぜ幻の漆喰を製造し始めたか、材木や無垢材のフローリングまでを製造するに至った経緯などを大変面白く、興味深く拝聴しました。特に無垢材の乾燥方法は極めて特殊で、「波動や振動で水分を飛ばす為にバッハを聴かせています」という説明を聞いたときはぶっ飛びましたね。

こういうの好きです。本物を追求する為に、敢えて細い道をいく。

家はそもそも住む人の命を守るもの。だから当然安全性や健康面においてホンモノを追求すべき。

これがカイケンさんの哲学でした。やっていることに理念、哲学が見える企業はいいですね。想いと実践が合致している。気持ちが良いですね。哲学がフルハウスとも共鳴するので、これから是非取引したいと感じました。

カイケンさん訪問後、大川に列車移動して佐藤木材さんと合流。

佐藤木材さんは実は、貿易時代の私の元上司が非常勤顧問を務めていて、佐藤専務さんとは数年前に一緒にミラノサロネ(イタリアで開催される世界最大の国際家具展示会)とその後東ヨーロッパの工場視察にご一緒していて旧知の中なのです。懐かしさと安心感もあって、本当に楽しいひと時でした。

元々は家具材料(家具の部材になるもの)を生産、販売していましたが家具売上の低減により、床材など住宅建材も取り扱う様になっています。

そしてここで今回最も心を奪われた「レジン(樹脂)と無垢板の合成テーブル」と出会いました。

とにかく見た目が美しく、素晴らしい。レジンというと気泡やら色むらが発生しやすいのですが、それらが全く見られない。断面をよく見ると、レジンの層が6層になっていて時間と手間をかけたのなだな、と丁寧な製造工程がわかります。

良い点は、樹種もレジンの色など、デザインもかなり自由になる点。

無垢の木という極めて自然なものと、ガラスの滑らかさを持つレジンという極めて工業的なものとの見事な融合。

このテーブルが1台あるだけで、空間が贅沢に彩られますね!

融合といえば、このフュージョンというのが、最近のものづくりのコンセンプトではないかと思います。

数年前に訪れたメゾンエオブジェ(パリで開催される世界最大の雑貨展)でも目を惹いたものは、大抵、既にこれまでに歴史の波に洗われてきた優れたもの同士の掛け合わせによって表現されているものや異素材、あるいは異文化の融合されたもの。イギリスのアンティークと藍染めとの融合はそれは見事でした。

今回、九州に視察に行ったことで、新しい人やものとの出会いだけでなく、フルハウスがこれから取り組んでいく上での価値観も改めて確認できた気がします。

なによりも自分の心がワクワクしっぱなしでときめいていたこと。

このトキメキの瞬間をより多く味わうためにも、これからもドンドン視察に出かけて行きます。

それでは画像をご覧下さい。